7月1日から、イベント出店のために阪急に通う事になって、私は時代の進化に驚愕した。(長文注意)
買い物難民、コロナ外出自粛、そういった中でも買い物を楽しみたい人へのサービスはIT技術でさらに革新的に進歩していた!
まず、売り場の変化だ。
百貨店にはいたるところにカメラがあり、専属販売員は商品ラインナップや店舗前でモニターを動かしたりヘッドセットに話している。
お相手は地方在住のお客様。
高齢のために大好きな百貨店巡りを楽しめなくなり、今回のツアーに参加されたとのこと。
「パソコンとかバーチャルとか言われてチンプンカンプンだったけど、近所の郵便局の方が来られて操作してくれるし」
見慣れた緑の制服の郵便局員が画面にちらりと見える。
これは先ごろ始まった、見守りサービスの専門資格を持った窓口業務の人で、お客様がこの人がいいとお願いして付き添ってくれているらしい。
パソコン操作はこの郵便局員で、支払いはもちろんゆうちょペイ。あらかじめ、使用する金額の総額を入れてあり、今回の買い物で使用する金額の上限を決めているそうだ。
相談の際には別居している息子夫婦も遠隔WEB会議で相談するし、身寄りのない方は地域の民生員の方とお話もするそうだ。
「こう言っちゃなんだけど、私買いすぎるの。郵便局で年金入るでしょ、おばあちゃん買いすぎですよって、郵便屋さんは私の年金額とか知ってるもんね!」
画面上では、百貨店のリアルな商品が、行ったことのある百貨店の店内に陳列されている。歩きたい方向に操縦桿を操作してもらい、気になった商品は画面を指先で押すと大きくなる。
質感や商品タグは画面操作で見て、さらによく見せてほしい商品などは、その場で現地販売員に映像チャットで尋ねる。
「お人形さん(バーチャル販売員)からお店に立ってる人に直接聞いてもらったりね、お話しもしてもらえるし、人込みで疲れないし。楽しいわ!」
今度はお孫さんと一緒に買い物を楽しみたいそうだ。
お孫さんは現地で、おばあちゃんは家で。
若者の足の速さについていけなくても、人込みにしり込みもしなくていい。
そう。バーチャルリアリティは、百貨店を好きなこだわり志向な高齢者にこそあるべきサービスなのだと、今回の阪急展示会で、つくづく私は実感した!!
私のパソコンにはマイクがないので、コロナと足が不自由になってきて長時間歩けない母の為に、TVモニターに接続できるケーブルと、マイクと操縦桿を買いに行こう。
そしてまた一緒に買い物を楽しむのだ。
って、なればいーなー。なるんだろうけど、早く体験&販売してみたいな~
はい。以上は妄想でした。お粗末でした。
参考動画 Youtube:日経CNBC無料放送(https://youtu.be/nE1x0RLyIGE)
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