日々是好日 楽器すき!

バイオリンを作ったことがあります。

もう壊れてしまいましたが、サンドブラストの世界に入るきっかけになったものです。
彫刻されたバイオリンというのがあると、何かで知って、簡単に彫刻できる機械がないのかな、で探したのがサンドブラストでした。
サンドブラストと言えば、ガラスか工業用かというのが当たりまえの世界で、この世界に入ったきっかけがバイオリン、と言うと、たいがい???と不思議がられますが、ホントです。

簡単に木に彫刻できないかな、で探して、サンドブラスト機の体験に行き、あれよあれよと乗せられて機材を購入して、作ったバイオリンに彫刻したのがこれです。

乗せられやすいというか、なんというか(笑)
でも、自作のバイオリンは当時通っていたバイオリン教室の調律師の方にはとてもよろこばれました。島村楽器の教室、なつかしいです。
当然ですが、バイオリンは自作キットがあるので、板から切り出して作ったわけじゃありませんので!!!
でも、にかわで接着したり、魂柱という、くみ上げたバイオリンの中に立てる棒なんですが、これが四苦八苦・・・。
一番大変だったのは、じつは表裏板の縁取りのようにある黒い部分でした。
これ、板に溝が開いていて、ここにゴムヒモを押し込んで埋め込むんです。入らなくって苦労したなぁ~
縁取りで黒く塗ってあるんじゃないんですよ。あれ、ゴムヒモが埋め込んであるんですよ。
正確な名前忘れちゃったけど。
しばらく習いましたが、資金力が尽きたので止めました。
自作バイオリンで、教室の発表会にも出ました。良い思い出です。