日々是好日 母とわたしとご飯

母は戦中生まれです。
80になりますが、たいへん元気。
介護が必要になったらとビクビクした時期もありましたが、ぎゃくに私が介護されやしないかと心配なぐらいです。
その母との会話。昼食後にのんびり片づけておりましたら。
母「そうだ、(仕事の)帰りに、卵買ってきて」
私「・・・・使わないじゃん」
母「使うよ」
私「4玉(4個入りセット)でも、ずっと置いてあったじゃん」
母「段取りがあるのよ。そろそろ使うかなってときがあるの」
私「じゃあ使うかなってときに買ってくるよ」
母「ないと不安なの!」
私「・・・賞味期限があるのよ おかーさん」
実は、1週間前ぐらいに買って来た4玉入りを、ずっと冷蔵庫に入っていたので私が弁当に1個焼いて持って行ったんです。
その日の昼食に、いつもなら出さない卵焼きを出してきたので、めずらしいなと思って、上記のようなやりとりに。
賞味期限に気づいてくれたんだな、と思ってたんですが、実際、卵焼きも好きではないのかあまり作らないので、卵料理といえばオムライスか茶碗蒸し。ふつうのパックでは多すぎるんですよね。
ところが、近くのスーパーにはなぜか4玉入りはないんです。10個入りばかり。で、私が仕事帰りに買い出しに行くのが定番となります。
決して、買い物がメンドウだったわけじゃないですヨ(笑)

翌日。台所で、余りものの処分という名の実験料理をしていた母が見せてくれたのが、そうめんモチ。そうきたか。

「卵ないからね! モチ粉でそうめん砕いてまぜて作ったww」
卵買ってこないって言ったの根にもったな(笑)

このソーメン。
数日前に、暑いからソーメン食べようと私が言って、ふつうにソーメンで食べたものです。美味しかった。その数日後、昼食に出たのはソーメン入り味噌汁。
片づけに立った私が台所を見ると、湯で終わっている麺がまだいっぱいありまして。

「おかーさん、お昼はソーメンでもよかったのに。茹でたのどうするの?」
「明日実験するから大丈夫!」

という会話がなされていたんですが、その為に卵、そしてソーメンでした(笑)

余ってたなら、ソーメンで食べようよ!

と言ったんですが、その数日前にソーメンは食べたじゃない!と返ってきてしまいました。
そうですね、同じメニューが続くのイヤなんでしたね。(私はヘイキ)

戦後、卵は貴重品だったのよ、あると安心なの! と返されてしまいましたので、おとなしく卵を買いに行ってきましたwww
今度、実験料理してたら、私食べないからねって言ってやろうww