きみは、財テクって言葉を知ってますか?(笑)
もう死語かな。ハイテクノロジーの略のハイテクをまねた造語で、財産テクノロジー、今でいう資産運用、財産運用のことだぁね。
貯金があれば利息で食べていけたバブル時代を、知っていますか?
携帯電話の利用料金が、端末代を含めて2万以上していた時代だった。
働いて、貯金していればふつうに老後は安心だと誰もが思っていた。そんな時代だった。
いやそれ、ふつうじゃね?と思っているのがバブル期。
今は弾けた後なんで、運用しなけりゃ増えないよ!がふつう。
私は、バブル前後に継続して働いていた世代なんで、格差を実体験しました。
自営なんぞ始めてしまった時点で、運用できる財産なんぞちっとも残っておりませんし、財テクなんてのはお金持ちがすること、というバブル世代的認識のせいで、財テクなんてチンプンカンプン。
なので、今からせっせと運用できる財産を貯めねばならないわけです。そんな私が、自営になる前にやっておいて良かった~と思っているのが、
1.退職金で、個人年金と生命保険の両方を満期まで全額前払しておいた。
2.クレジットカードを持っておいた。
3.コンピュータ、インターネットが使える。
個人事業主は、クレジットカードを持てない事が多かった。
今は年金生活でも持てますが、ちょっと昔はムリだった。デビットカードより以前ですね。
まとまった退職金をもらえたので、少ない額ですが個人年金と生命保険は少し額を落として全額一括払いしました。
(これは種類があるらしいです。途中解約しても先払い分が戻らない場合がありますのでおススメではないですが、戻ってくる預け払いの方法もあるそうです)
毎年の控除はふつうに1年分で計算されて来るので、あとは満期支払期限まで、無事生き残ればいい。
女性は長生きする予定を立てたほうが確率高い!
3は、言わずもがな。
私の親戚で比較的若い時分からむずかしい病気で在宅療養生活になった男性がいましたが、自宅に見舞いに伺うと、ベッドの前にはでっかいスクリーンみたいなモニターにパソコン。
やっていたことはデイトレーダー!でした。
毎朝起きたら株価チェック、3時過ぎたらよくも悪くも締め。
体調悪くなっても、ネット証券で条件を朝決めておけば、体調悪くて操作できなくても、その日のうちに運用結果は出ている状態。
デイトレーダーはムリでも、そういう老後の過ごし方もあるんだと、大いに励まされました。
おかげさまで、毎日パソコンの前にいれば退屈しません。
もっとも、動かす資産がなければ、いくら運用方法を探っても、捕らぬ狸の皮算用ってやつなわけで、せっせと資産を貯めて動くのみです。
生命維持のためだけではなく、自分がどう生きたいかを表すために。
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